「これからは英語ができるのが当たり前の時代」。
子育て中のママなら、そんな言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
こんにちは!転勤族で2児のママ、そしておうち英語に奮闘中の筆者です。
「子どもには将来、英語で困ってほしくない」
我が家も例外ではなく、子どもたちに“話せる英語”を身につけさせたいという思いから、早い段階でおうち英語を始めました。
はじめはDWE(ディズニー英語システム)を中古で導入し、そこからYouTube英語、多読、オンライン英会話、英会話スクール、さらにはくもん英語まで…試行錯誤しながら、いろんな方法を実践してきました。
この記事では、我が家のリアルなおうち英語の取り組みを、ステップごとにまるっとまとめて紹介います。
これからおうち英語を始めようと思っている方の参考になりますように。
【第1章】おうち英語を始めたきっかけと親の想い
英語に力を入れようと決めた理由はシンプルでした。
「これからの時代、英語が必要不可欠だ」と強く感じたからです。
我が家の親世代は“受験英語”を中心に勉強してきたので、英文法はある程度わかっていても、会話となるとスムーズに話せない…。
特に「話す」は正直ニガテ。話す力が弱い。
だからこそ、子どもたちには「伝えられる英語」「話せる英語」を身につけてほしかったんです。
特に転勤族の我が家にとって、どこでも続けられる「おうち英語」はぴったりでした。
その第一歩として選んだのが、あの有名なDWEでした。
【第2章】DWE(ディズニー英語システム)に挫折した話
子育て中の家庭なら一度は耳にしたことがあるDWE。
新品フルセットは高額すぎて手が出ず、まずは中古でセットを購入してみました。
(シングアロングセットというもの。正規価格は20万前後)
キャラクターが親しみやすく、期待していましたが・・・

でも、現実は甘くありませんでした。これがまったく続かない!
・親の覚悟が足りなかった
・子どもがそこまで食いつかなかった
・中古だったので映像がちょっと古くて笑
(今はリニューアル?したそうな)
結果として、我が家ではうまく活用しきれず…。
「毎日これをみせなきゃ」というプレッシャーがだんだん重荷になっていきました。
もちろん、フルセットを買ってしっかり続けているご家庭もたくさんあるし、尊敬しています。
私のママ友もフルセットを買ってしっかりサポートしていて本当にすごい!!
よっぽど興味のある子じゃない限り、大人の伴走なしにDWEを回していくのは難しいと痛感しました。
でも正直、私はそこまで根気強くサポートしてあげられませんでした。
DWEが悪いわけではなく、「教材と家庭の相性」も大事。
そして、おうち英語は、親の関わり方がすごく大事。ここで初めて痛感しました。
「もっとゆるく、でもえいごにふれる機会を作ろう!」と方向転換することにしました。
【第3章】YouTube英語動画で“楽しくインプット”
DWEに挫折したあと、我が家が次に頼ったのがYouTubeの英語チャンネルです。
子どもが自分から見たがるような、楽しくてテンポのよいコンテンツを中心にいろいろ試しました。
次に取り入れたのがYouTube。SNSで話題になっていたチャンネルを試し、子どもが気に入ったものを中心に見せました。
• Peppa Pig(ペッパーピグ)
• Alphablocks(アルファブロックス)
• Numberblocks(ナンバーブロックス)
この中でもアルファブロックスは特にお気に入りで、音声付き絵本も購入しました。
YouTube活用のメリットと注意点
短い動画で楽しめるのがYouTubeの良さ。親が無理せず続けられるのも魅力です。ただし、ダラダラ見せないように視聴時間はしっかり管理しました。
YouTubeのメリットは、なんといっても「楽しく続けられること」。
歌やアニメなど、子どもが楽しく見られる内容ばかりなので、英語に対する抵抗感はぐっと減ったと思います。
親ががんばって引き出すより、子どもが夢中になって観てくれるほうが、ずっと楽で効果的なんだと気づきました。
ただ、見てるだけでは「英語ができるようになる」とまではいかないかなというのが正直な感想。
そこで、次は「読む」力を育てるべく、多読にチャレンジしました。
【第4章】絵本多読にチャレンジ!音声ペンをフル活用
英語のインプットを強化したいと思い、英語絵本の多読にも取り組みました。
多読はかなり頑張りました!
サイトワードファーストリーダーなど、薄めの本がたくさん入ったセットを購入。
他にも、ノンフィクションと絵本が混ざったセットも取り入れて、日々の読み聞かせに励みました。
でもここでもひとつ壁が…。それは「親の発音問題」。
X(旧Twitter)で見かける英語上級者の猛者を見て、英語が得意なわけではない私が頑張ったところで・・・と自信がなくなってきました。
自分の読み方で合ってるのか不安で、なかなか自信を持って読み聞かせできませんでした。
まあでも、子どもたちが困らないように頑張らねば!逆に、英語が得意ではないママでもできることがあるよってのを伝えることができたらなと、私も一生懸命奔走することに決めました。
悩みに悩んで、導入したのが、音声ペン「マイヤペン」。
英語音声がデータで入れられて、絵本をなぞるだけでネイティブ音声が再生されるすぐれもの。これなら親の発音を気にせず、子どもが一人でもどんどん読み進められるんです。
他にも…
- 『アンパンマン おしゃべりいっぱい!ことばずかん SuperDX』(英語モードあり)
- 『音で学べる!英語ことば図鑑5000』(ペン付き教材)

こういった遊びながら学べる教材も、幼児期の英語インプットにとても役立ちました。
【第5章】英会話スクールの検討
ある程度インプットがたまってきたところで、アウトプットもしていかなきゃと思い続け、アウトプットの場として英会話スクールを検討しました。
自宅から通える距離で数件体験に行くことに。
いろいろなスクールがありますが、大きく分けて、個別か少人数か、ネイティブ講師か日本人講師か。
というところで差をつけていました。
個別か少人数か
当然個別にすると月謝は高くなります。
大人数のクラスは調べてもあまりなく、先生1人に対して2~5人程度のスクールが多い印象でした。
ただクラスに1人でも英語が好きではない、授業をあまり受けたがらない子がいると、なかなか思い描いているような授業にはなりません。
我が家は人数にはこだわりがなく、少人数のスクーㇽの体験を受けにいったけど、次女のクラスには授業に集中していない子が・・・その1人の子のために全然授業が進まない。
最初は我慢しながらも頑張っていた先生(ネイティブ)も最後には英語でぶち切れ(笑)
しゃべるスピードが速すぎて全然何言ってるかわからなかったけど、怒っているのだけは伝わりました(笑)
その後は部屋の隅ですねてしまったその子だけ放置して授業が進められていきました。
ネイティブ講師か日本人講師
発音やネイティブ特有の言い回しなどを考えたら、ネイティブスピーカーがいいと思いました。
中には全く話せない方もいるわけで(何人か遭遇)
英語を全く話せない子ども×日本語を全く話せない先生となると、
会話しないと上達しないのに、会話以前に見えない壁が立ちはだかって子どもが終始無言で終わってしまうなんてこともありました(笑)
こればっかりは子どもと先生の相性を見て決める方がよさそうです。
といろいろ体験に行っていて知ったこともたくさんありました。
1番ネックだったのは、週1で果たして身につくのか・・というところ。
そして、毎週固定で時間が取られてしまうところ。体調不良や用事での振替が大変だなと思い、やめたのでした。
【第6章】オンライン英会話に移行!選んだのはKiminiとクラウティ
そうすると、必然的にオンライン英会話が候補に挙がってくるわけです。
なんとなくインターネットではなくて対面の方がいいんじゃないかという気持ちがあって、なかなか踏み出せなかったオンライン英会話。
オンライン英会話を始めた今、絶対オンライン英会話の方がおすすめです!!!!
また別記事でまとめようとおもいますが、とりあえず姉妹のオンライン英会話についてのお話です。
現在、姉(小5)は【Kimini英会話】、妹(小1)は【クラウティ】を使っています。
小5の姉:Kimini英会話を選んだ理由
姉には【Kimini英会話】を選びました。
理由は以下の通り
- 「小学生コース」「英検対策コース」などレベル別・目的別、年齢に合わせたカリキュラムが選べる
- 親のサポートなしでも自分でレッスンが進められる
- 英検対策など目的別コースも豊富で続けやすい
さらに、長女自身が“勉強っぽい”進め方が好きなので、毎回テキストに沿って進行するKiminiがぴったりでした。
テキストを見ながら「ちゃんと習ってる感」があるのが気に入っているようです。
先生も固定ではないものの、頻繁に変わるわけではなく安心です。
お気に入りの先生も何人かいるようで、「nice to see you again~🎵」となんだか楽しそうです
ただし、個性的な先生が多く、テンションの高低差が激しい日もあるので、「先生選びも大事だな」と感じています。
▶︎ Kimini英会話の詳細はこちら⇒学研のオンライン英会話Kimini

小1の妹:クラウティで“遊びながら英語”
一方、妹には【クラウティ】を使っています。
- 10分×2レッスンが選べて、集中力が短い子にも◎
- 遊び感覚の教材も豊富
- 家族でアカウント共有できてコスパ最強
低学年や飽きっぽいタイプの子には、クラウティのような“英語が楽しい”と感じられる教材のほうが合っていると思います。
次女は年長の時からやっていますが、「25分」という時間は幼児や低学年にとっては長いようです。
スタートしてしまえば最後まで頑張れるのだけれど、やるまでの声掛けが・・・
子どものモチベによってだいぶ左右されるので親の根気と工夫がいります(笑)
その点、10分×2回なら朝と夕方と分けてできるのでおすすめ!!妹はまだ集中力が続かない時期なので、遊びながら英語にふれられるクラウティがぴったりでした!
▶︎ [クラウティの詳細はこちら]
【第6章】英会話スクール・くもん英語も組み合わせて
オンライン英会話に加え、我が家ではくもん英語にも通いはじめました。
話すことを目的するならオンライン英会話、
くもん英語は「読む・書く力」を強化するのに向いていると思います。
中学英語、高校英語に進んでいくとどうしても文法理解は大事な要素になってくると思いました。
というわけで、英文法はくもんで学習しています。プリント学習で文法や単語を地道に積み上げられる点が魅力です。
文法の理解が進み、オンライン英会話で使える表現の幅も広がった気がします。
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【まとめ】おうち英語は家族のペースでOK
ここまでお読みいただきありがとうございました!
おうち英語は、本当に家庭それぞれの形があります。
おうち英語には正解がありません。
わが家のように試行錯誤しながらでも、きっと子どもの力になっていくと信じています。
もっと力を入れている家庭からしたら我が家のやっていることなんて・・・
という感じかもしれませんが、一般家庭でも英語力アップができる方法を模索していきたいと思います。
わが家のおうち英語の全体像とこれから
完璧じゃなくていいし、途中で変わったっていい。
「まずはできることから、できる範囲で」が、わが家のスタイルです。
これまでの取り組みを振り返って
DWEの挫折から始まり、YouTube・多読・オンライン英会話・くもんと、試行錯誤を続けてきました。
「完璧を目指さないこと」「楽しく続けること」が、わが家のおうち英語の軸になっています。
我が家のように「うまくいかなかった」経験があっても、少しずつ試行錯誤しながら、我が子に合った方法を見つけていきましょう!
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