今日は、転職サービスのエージェント面談を受けた日。
結婚してから今までのいろんな思いが込み上げてきたので、このブログに吐き出すことにしました。
長かった転勤族生活。ついにピリオドを打つ?
転勤続きだった我が家も終の棲家になりそうな、ここで年を重ねていってもいいなと思う場所に住むことができた。
長女も高学年になり、もうこれ以上転校したくないと初めて言ったのだ。
それもそうよね。幼稚園は2つ通い、小学校は今で3つ目だ。
もし万が一転勤になっても、夫には単身赴任してもらおう。
そうなったら、私もそろそろ安定した正社員として働きたい。
転職サイトに登録、流れで電話は面談することに
転職サイトに登録するつもりはなく、ちょっと気になった求人があり、詳細を確認するには無料の会員登録をしなければならなかった。
適当に登録して、「職歴とかはあとでいいや~」と放置して、家事をする。
家事を済ませ、ふとスマホを見ると着信が数件。そしてまた着信。
出るか迷ったが、出てみることに。
「転職の相談が電話でできます、電話面談の予約をしませんか?」とのこと。
特段興味がなかったが、これからの参考になりますのでと言ってくれたため、なんとなく予約をしました。
電話面談当日
ドキドキしながら電話を待ち、「もしかしたら、再就職、いけるかもしれない」と少し希望を持っていた。
でも、担当者の口から出てきたのは、
「正社員の経歴が少なく、ブランクも長いので、再就職は難しいかもしれませんね」という言葉だった。
…正直、心にズシンと響いた。頭では分かっていたよ。
でも、その現実を言葉にされると、なんとも言えない気持ちになった。
◆ 私のこれまで:転勤族ママとしての13年間
夫の転勤に合わせて、引っ越しと転園・転校を繰り返した怒涛の13年間。
新しい土地、新しい人間関係、子どもたちの環境づくり――全部、全力でやってきた。
ときには、慣れない土地で子育てを1人でこなした日もあったし、親も近くにいない中で、子どもの病気や育児に奮闘した日々もたくさんあった。
2人目出産の時は、長女が幼稚園に通いたいというので里帰り出産せずに頑張った。
働いた時期もあったけど、転勤のたびにやむなく退職。
働きたくても働けなかったこともある。
コロナの時は在宅でできること、なかば自営業みたいな感じでとてつもなく頑張った。
でも、私は「家族のために」と思って、自分のキャリアを一歩引いた。
新卒で就職したときは定年まで仕事を辞めるつもりなんてなかった。
◆ 正直、悔しかった。泣きたくなった。
「ブランクがあるから」「経験が足りないから」――それは、事実なのかもしれない。
でも、その言葉に、なんだか今までの自分を否定されたような気持ちになった。
子どもの発熱で予定をキャンセルして、周りに迷惑をかけながらも必死で回していたあの頃。
見えない努力や、家族の笑顔を守るために踏ん張ってきた時間。
全部、無駄だったのかな?って一瞬、思ってしまった⸻
◆ でも、前を向きたい。
今日の面談は落ち込んだけど、それでも「今の自分」と向き合うきっかけになった。
もしかしたら、正社員にこだわらなくてもいいのかもしれない。
ブログを書き続けてきた経験、伝える力、共感してもらえる言葉――それも、自分の強みかもしれないって、ふと思った。
履歴書には書けないけど、母として積み重ねてきた13年という“キャリア”は、絶対にゼロじゃない。
同じように悩んでいるママへ
もし今、同じように再就職やこれからの働き方に悩んでいるママがいたら、伝えたい。
私たちは、ただ家にいたわけじゃない。
子どもたちと一緒に成長して、必死で家庭を回してきた。小さな不安や悩みを乗り越えてきた。だからこそ、誰かの気持ちに寄り添える強さがある。
社会が見てくれなくても、自分ではその価値をちゃんと認めてあげたい。
落ち込んだ気持ち、この記事に書いて私自身が少しだけ楽になった。
もしかしたらこれを読んで、「私も同じだった」と思ってくれる人がいるかもしれない。
そんな誰かの背中を、そっと押せる記事になれたらうれしいな。
まだ道の途中だけど、焦らず、じっくり、自分らしい一歩を探していこうと思います。
よし。明日から頑張ろう。
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