2年生からチャレンジタッチを導入し、メインの学習がデジタル学習となった小学2年生の長女。
デジタル学習とアナログ学習どちらがいいんだろう?
と悩みながらも、1年生から2年生にあがるタイミングでZ会から切り替えました。
実際のところどうだったのか。
チャレンジタッチを始めて8ヶ月。
来年度も継続するのか?はたまた退会するのか?
そろそろ決めないといけないなと思い、ふり返りも兼ねてまとめてみます。
Z会のメリットデメリットはこちらにまとめています。
その後、退会したのかどうかはこちらから読めます。
ではチャレンジタッチを始めて思ったことをつらつら書いてみます。
この記事ではどちらかというとチャレンジタッチのコンテンツがどんな感じかのお話。
やってみてのもっとリアルな感想は上のリンク記事から読めます(笑)
コンテンツが多くて楽しめる
チャレンジタッチは、メインレッスンやAIトレーニングの他にも、勉強アプリ、お楽しみ用のゲームアプリなどがとても多くていろいろなことができます。
小2にしてはちょっと簡単すぎるなと感じるゲームアプリは、長女は1回だけしかやっていません。
そのかわり、年少の次女が代わりに楽しそうにやっています。
コンテンツが多いから「あれやりたいんだけどどこから入るんだっけ」ということが起こります。
画面がごちゃごちゃしているので、慣れるまでは手こずりました、私が。
毎日触っている娘はなんなくこなせているので、まあ慣れれば問題ないのかもしれません。
こういったコンテンツの多さはデジタル学習ならではですね。
毎月の学習量はどのくらい?
公式サイトでは
- 1.2年生は1日2回(1回の取り組みは3~5分)約10分
- 3年生以降は1日2回(1回の取り組みは約7分)約15分
の学習をおすすめしています。
実際のレッスンは話すスピードもゆっくりだし、画面の切り替わりなどに時間がかかりレッスン回数や時間のわりに学習量は少なく感じました。
チャレンジタッチの毎月の学習は、まずメインレッスンから取り組みます。
メインレッスンの正誤をもとに分析して、「キミ専用まとめ問題」を配信してくれます。
メインレッスンのみでは学習量は少ないように感じます。
うちの子は配信されて数日で終わって、赤ペン先生も提出し終えてしまいます。
結局残りは、AIトレーニングなどを取り組むことになります。
AIトレーニング無学年学習
チャレンジタッチは無学年学習ができる「AIトレーニング」があります。
自分のレベルに合わせた内容から始めることができます。
始める前に診断みたいなのがあり、それで適正能力を測ります。
適当に答えたら実際の実力よりも上のレベルからスタートになってしまった人もいるようなので、目安程度に考え、本来の学年、自信がなければ1つ下の学年から始めてみるといいかと思います。
教室おすすめ表示のカスタマイズ設定
毎日チャレンジタッチを開き、教室に行くと「今日のおすすめ」の学習内容が表示されます。
メインレッスンが終わっていても、AIおすすめの学習内容が表示されるようになっています。
最初は基本設定になっていますが、基礎内容では物足りない子のために、保護者用サイト「おうえんネット」から、教室おすすめ表示の設定変更で教科書レベル以上の問題をおすすめに入れることができるようです。
演習、応用・思考力をおすすめに入れるに設定するとそれらの問題がおすすめに出てくる仕組みです。
子どもに合わせて学習内容を調整できるのはいいなと思いました。
じゃあ設定を変えたところでどんな問題になっているのかはよく分かりません。
どんな問題やっているのか把握できない
チャレンジタッチのいいところは、1人でさくさくと進めていくことができることです。
それはデメリットでもあります。
どんな問題をやっているのか本当に分からないからです。
学習の進捗状況は毎日メールでお知らせが来るように設定しているので、どの単元を何レッスン分やったとか、何点だったというのは分かります。
どこをどう間違えたのかは確認できないです。
チャレンジタッチを横で一緒につきっきりで見たり、後で子どもに聞けば把握することはできますが。
そして、間違えたところは解きなおしを促し、100点になるまでしっかり復習するようになっています。
でもこれは同じ問題をまるまるやり直しているならば、答えを暗記していたり、前回間違えた回答と違う回答を選べば合格できてしまうわけです。
追加受講費なしでチャレンジEnglishを受講できる
入会した時にはあまり興味を示しませんでしたが、今長女の中での1番のお気に入りがチャレンジEnglishです。
こちらもレベル診断テストがあり、子どものレベルに合わせた内容からスタートできます。
どんどんステップアップするのが楽しいらしく、国語・算数より英語をしている時間の方が長いです。
3年生からは英語科目が増えますが、それとはまた違うコンテンツとなります。
横で見ていても若干発音判定が甘い気がしますが、追加受講費がかからず、ここまでのコンテンツができるというのはとても魅力的です。
あまり英語に興味を示さなかった長女が今では英語をもっと勉強したい、他の英語のレッスンを受けたいと言い出しているのでゆくゆくはオンライン英語を始めたいと思っています。
本が読み放題!まなびライブラリー最高!
スマイルゼミとチャレンジタッチのどちらにしようかなと悩んだ時に、
決め手となったコンテンツが「まなびライブラリー」でした。
まなびライブラリーでは、約1,000冊の本が読み放題です。
メインレッスンには物足りなさを感じていますが、読書家の子どもにとってこの「まなびライブラリー」はとても魅力的です。
毎月新しい本も入ってくるので、全て制覇して読む本がなくなったということもありません。
なお、今紹介したAIトレーニング・チャレンジイングリッシュ、まなびライブラリーはチャレンジタッチではなく、紙のチャレンジを選択しても受講は可能です。(確認済み)
立ち上げが遅いから待ち時間が長い
タブレットそのもののスペックが低いのか、処理速度が遅いです。
学習をしようとして立ち上げても、なかなか画面が切り替わらず待ち時間が長いです。
結構それがイライラするレベルらしく、ぷりぷりしながら待ってます。
たまに通信障害もあり、うまくつながらない時もあります。
チャレンジタッチに限らず、通信教材に起こりうることなので、そういうものだと割り切るかどうかは各家庭次第ではあります。
演習量が足りないのかもしれない
前述したように、チャレンジタッチではメインレッスンが終わってしまっても、問題に取り組むことができます。
キミ専用まとめ問題や実力アップレッスンなど取り組めるものは多いですが、チャレンジタッチ触ってる時間の割にあまり学習できてない印象です。
先取り学習ではなく、ドリルのような演習問題は圧倒的に少なく感じます。
AIトレーニングで繰り返し同じものやらせればいいかとも考えたけど、子どもはどんどん先に進みたがり本当に身についてる?と思うことも多いです。
最近では飽きてしまい、AIトレーニングも嫌がりつつあります(笑)
チャレンジタッチはどんな人に向いてる?
チャレンジタッチは学習をたくさんしたい、させたい家庭には不向きだと感じました。
圧倒的に学習量が少ない&簡単だからです。
チャレンジタッチのAIトレーニングをくり返しやるような子ならば、問題のレベルに物足りなさを感じてくると思います。
そういった家庭には、Z会がおすすめです。
うちの子はチャレンジの教材をよくやってはいるが、身についているのかという点ではいささか疑問があります。
成績上位を狙いたい、中学受験を視野に入れているのであれば、チャレンジタッチにプラスして、学習を考えた方がいいと思います。
とはいえ、ご家庭によっては、
- 忙しすぎて子どもの勉強まで見てられない
- 子どもの勉強を見ているとイライラしてケンカになってしまう
など問題点もありますよね。
チャレンジタッチなどを使わず紙教材で学習となれば、少なからず保護者が介入しないといけません。
- しっかり把握しておきたいと思うのか
- 塾に入れるほどではないがいちいち見てあげられないか
は、ご家庭によって違うのでご家庭や子どもに合った方法を選ぶ必要がありますね。
- まず学習習慣をつけたい
- 子どもの学習を見てあげる時間がない
という家庭にはチャレンジタッチがとても良く合うと思います。
今回実際に試してみておもったのは、子どもによって学習方法の相性が違うので、一番伸びる方法、合う方法を見つけてあげるのが親の役目だと思いました。
我が家の長女でいえば、タブレットより一緒に紙教材で学習したほうが身に付きやすいです。
一緒にやった方が集中しやすいのか、一人で黙々派なのかという点も選ぶポイントになると思います。
試したい方は公式サイトから体験することができます。
【進研ゼミ小学講座】チャレンジタッチ体験動画