転勤族はいきなり辞令が出るため、いつどこに転勤になるか全く分かりません。
そこでいつも困るのが転勤族の妻なのです。
夫の仕事の都合で引っ越しになるため、もちろん夫は仕事を続けることができますが、妻はそうもうまくはいきません。
今住んでいる場所で自分に合った仕事先を見つけても、引っ越しが決まれば仕事を辞めて、新たな土地で探さなければなりません。
求人に応募して面接するだけでもドキドキするのに、転勤のたびに繰り返される辛さ、採用されるかという不安。
そんな転勤族の妻におすすめのお仕事を紹介します。
転勤族の妻におすすめの働き方はいろいろありますが、この記事では「外で働きたい(パート・派遣)」方向けのおすすめの仕事をまとめています。
転勤族妻の働き方をもっと知りたいという方はこちらの記事をご覧になってください。
転勤族妻が働くなら? おすすめのお仕事
- 全国チェーンのお店
- 学校事務員
- 市役所・区役所嘱託職員
- 資格を生かした職場
- 単発バイト
全国チェーンのお店
転勤族の妻におすすめの仕事先の一つ目は、全国各地に店舗が存在しているチェーン店でのパートです。
- ドラッグストア
- コンビニエンスストア
- スーパー
- 飲食店(レストラン・カフェ)
全国展開されたお店では地域で多少差はあれど、場所が変わっても仕事内容はあまり違いがありません。
再就職する際に同じお店で働けば、
転勤族の妻にとってもお店にとってもメリットだらけになります。
注意することといえば、全国チェーンだと思っていたお店が実は地方限定のローカル店だったということ。
働こうと思っているお店が出店している都道府県と、旦那さんの転勤候補地を照らし合わせてみるといいですね。
学校事務職員
学校事務職員とは、小学校、中学校、高校、大学などで事務作業を行う職業です。
主な仕事は、総務、雑務、人事、財務など、学校に関わる事務全般です。
これらの仕事は公務員採用試験を受けて公務員しかなれないと思われがちですが、私立学校の採用や、公立学校でも臨時嘱託職員という期限付きの契約で募集していることが多いです。
基本的に学校がある平日にお仕事で、土日はお休みのため、お子さんがいる家庭では子どもとの生活のバランスがとりやすいです。
市役所・区役所嘱託職員
市役所・区役所嘱託職員とは、市役所・区役所、その他関係機関で事務作業などを行う職業です。
職種は事務から資格のいる職種までさまざまです。
正職員ではないため、期限付きの採用となります。
募集している年度の3月31日までの採用期限がほとんどです。
確定申告期間、転入転出が多い時期(3〜4月)など人手が足りない時期に期間限定で求人が出る場合もあります。
私が勤めていた市役所では何年も更新され続け、継続的に務めていらっしゃる方もいました。
そのため、雇用保険・有給制度などの制度がしっかりしているので安心して働くことができます。
また、自治体や学校はどこに転勤になっても必ずある場所です。
採用情報は各自治体のHPに必ず記載されているので自分が働きたい自治体のHPをこまめにチェックするようにしましょう。
とても人気なのがネック!
資格を生かした職場
転勤族は「どうせやめちゃうんでしょ?」と思われがち。
継続する可能性でいえば、転勤族の妻は地元妻には勝てません。
「気づいたら10年もいた!」なんという転勤族の妻もいますが、引っ越しするかもしれないと思いながらの10年って自分でも採用側でも気持ちの面で不安定ですよね。
- 医療事務
- 調剤事務
- 登録販売者
- 保育士
- 経理(簿記)
\ 詳しくは こちら /
単発のパート・アルバイト
今回紹介した中で1番気楽に始めることができるのが「単発のお仕事」です。
転勤族といっても、転勤頻度が低い家と高い家を比べると仕事探しの難易度がかなり変わってきます。
1、2年のスパンで転勤がある方だと短期(単発)のバイトをいくつかこなした方が楽かもしれません。
単発であれば、職場での人間関係のわずらわしさも少なく、その時その時の家族の状況に応じて仕事の量を調節できるからです。
- 軽作業
- 工場作業
- 試験監督
- イベントスタッフ
- サンプリング
など職種も幅広く扱っているため、自分に合った職種を選ぶことができます。
まとめ:転勤族妻でも仕事先はいっぱいある
転勤族の妻がパート・派遣として外に出て働くなら…という視点でまとめてみました。
転妻だとなかなか仕事が見つからないと思われがちですが、このようにたくさんの仕事先が見つかります。
外で働く方が気分転換になる方は、自分の希望に合った仕事先が見つかるといいですね。